ゲコーです。
EA開発を続けていると、たまには遊び心を入れたくなることがあります。
と、いうのも。。。
私がEA開発するときには、バックテストで試作検証するときにある基準を設けています。
その基準は、
- バックテスト期間が10年以上だったり
- テスト期間中のトレード回数が十分な回数以上であったり
- 純益と最大ドローダウンの比率が一定数以上であったり
などなど、基本的に長期的に安定して利益を上げられる(であろう)EA
となるように考えて設定しています。
はっきりいってこのような基準を設けることはそこそこキビシイもので、
なかなか基準をクリアしてくれないので試行錯誤の連続なのです。
そういう日々を過ごしていると、たまーに息抜き間隔で基準ゆるゆるのEAを作ってみたくなるのです。
- バックテスト期間は直近数年程度で
- 初期証拠金は低く抑えて
- とにかく純益がめちゃくちゃ高くなる
こんなEAはけっこうできちゃったりします。
たとえばこちらのEA。
この損益グラフは、とあるEAを1年間複利運用でテストしたものです。
グラフはカタカタしていますが着目すべきは、初期証拠金と純益。
初期証拠金50000円に対して、純益が54656069円。
カンマ区切りつけないと見づらいですね。
初期証拠金50,000円に対して、純益が54,656,069円。
初期証拠金5万円が、1年後には5千万円超!!!
もちろんこんなEA、世の中にだせません。
最大ドローダウン、相対ドローダウンともに危険すぎるレベルです。
しかしもしもゼロカットシステムを採用しているNDDのブローカーなら。。。
なんていうふうに、いろいろ空想して楽しめるわけです。
この空想できる遊び心もEA開発者の醍醐味だったりします。