ボラティリティを判断材料にしたEA【Tulamben】

ゲコーです。

FXトレードでは、「ボラティリティ」という判断材料があります。

ボラティリティとは価格の変動率のことで、値動きが穏やかな時は低くなり、値動きが荒いときには高くなります。

 

相場状況の熱度を表すようなものですね。

 

高いボラティリティの時にトレンドに沿ったトレードをすれば大きくかつ可能性は高くなりますが、

低いときにはダラダラとポジションを保有し続けることにつながりやすくなります。

 

 

それとは逆に、低いボラティリティの時に短期的な逆張りトレードをすることで、

チョコチョコと利益をとることもできますが、

高くなったときに大負けすることも考えられます。

 

ボラティリティの高さをテクニカル指標で判断し、時間論を交えてエントリーを絞ったEA【Tulamben】を設計したのでご紹介します。

 

Tulambenのバックテスト

 

Tulambenバックテスト

 

  • ユーロドル5分足でのバックテスト
  • テスト期間 2012年1月2日~2022年6月30日
  • 期間中トレード回数 1478回
  • プロフィットファクター 総利益 ÷ 総損失 = 1.57
  • リカバリーファクター 純益 ÷ 最大ドローダウン = 17.50
  • 勝率 70.64%

 

 

Tulambenの特徴

ボラティリティの状態をボリンジャーバンドと時間制御で計りながら短期的な逆張りを行います。

内部パラメータによって2種類の決済手段を用いた損小利大の仕様です。

ポジション保有時間は数時間程度が多いデイトレードタイプで
週平均して1~2回程度のトレード回数をみこんでいます。

ナンピン・マーチンゲールは行っておりません。

保有ポジションは片側最大1ポジションです。
(稀に両建てになることもございます)

通貨ペアはEURUSD、使用時間軸はM5(5分足)での稼働をお願いいたします。

 

 

パラメータ設定

 

  1. マジックナンバー:EAの識別番号です。同じMT4の他のEAと被らない番号にしてください。
  2. ロット数:ご自身の資金量に合わせて調整してください。最小ロット数はお使いのブローカーによります。
    例 初期証拠金に対して最大ドローダウン20%以内に抑える場合 0.70ロット
  3. 許容最大スプレッド:許容できるスプレッドの最大ピプス(推奨値2.0)
  4. テイクプロフィット:指値ピプス(推奨値170)
  5. ストップロス:逆指値ピプス(推奨値130)
  6. GMT:お使いのブローカーが使っているGMT(冬時間)を入力
  7. Summertime:サマータイム設定(米国式なら「1」英国式なら「2」使用していなければ「0」を入力)