ゲコーです。
現在フォワード計測中のFX自動売買自作ソフト「自作EA」の中に、RajampatとBunekenがあります。
バックテストでそこそこの成績を出すことができたので、フォワード計測しながら様子を見ているのですが、これがまた順調に買ってくれる時もあれば負けるときもあるんですよね。
それで一喜一憂せずに眺めていられるところがEAのいいところなんですが。
なんといっても最大ドローダウンを更新しない限り、このEA達はバックテストのような成績に収まる可能性があるわけですからね。
そこはEA開発者として安心していられるわけです。
フォワード計測の合間にでも、Rajampat開発秘話でも書いてみましょう。
Rajampat開発初期段階
EAの開発なんて結構地味なものです。
開発初期段階からキーボードをカチャカチャやってプログラミングなんてしません。
というかできません。
なぜできないかといえば、プログラミングのもととなるロジックがないからです。
ロジックがないというか、アイデアが整理されていないとでもいうのでしょうか。
なのではじめは、
「こんなロジックどんなかな?」
と、チャートを眺めながらエントリーポイントと決済ポイントを探してみるんです。
過去チャートを見ていると
「安値で買って高値で売れば簡単に稼げるじゃん」
なんて簡単そうに見えますよね。
チャートを眺めていると、ほんと簡単そうに見えるんですよね~
テクニカル指標を表示させてみる
それでそういった理想的なポイントでエントリーと決済ができるようなテクニカル指標を表示させてみるんですね。
- てっぺんと底をとらえるんだから「Zigzag」はどかな?
- 移動平均線のクロスも近い所いけんかな?
- ボリバン逆張りっていう手はどかな?
ほんっっっっとにいろいろやっています。
そんなこんなをいろいろ考えてみて、
それから今度はプログラミングできるように数値で表していくんですね。
たとえば「Moving Average」っていうEAがありますよね。
MT4の中に標準装備されているやつです。
Moving Average.mq4 |
Copyright 2005-2014, MetaQuotes Software Corp. |
http://www.mql4.com
このEAの条件式は、
- ローソク足と移動平均線の関係はこうなったらエントリーしなさいよ
- 関係が逆になったら決済しなさいよ
というようなロジックを入れているんですね。
まあ、あまりにも単純すぎるので、
このEAでバックテストしたら見事な右肩下がりの収益ラインを描きますが。。。
Rajampatのベースロジック
自作EA【Rajampat】はユーロドルのチャートにボリンジャーバンドを表示させるところから始まりました。
ボリンジャーバンドの動きとローソク足の動きをさまざまな角度から調べて、
ロジックをEA化し
そのEAでバックテストをして成績を確認し、
またチャートを眺めて修正し、、、
これを延々と繰り返すことで、
ボリンジャーバンド逆張りロジックがユーロドルに通用することになったのです。
その結果がこちらのページです。