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FXトレード(取引)に関する基本的な知識についてまとめてみました。

 

トレードの種類

トレードの種類には、そのスタイルに合わせていろいろな種類があります。

 

スキャルピングトレード

エントリー後、数分〜30分程度で決済する超短期トレードをいいます。

エントリーから決済まで短時間なので、それだけトレード回数も多く、資金効率が良くなります。ポジションの保有時間も短いため、ファンダメンラル要素の影響が低い傾向にあります。

ただし、短時間のローソク足で判断するので、素早い判断能力を必要としますし、コツコツと利益を重ねていくことになるためにスプレッドだけで損が出ることもあるので注意が必要です。

 

デイトレード

1日のうちにエントリーと決済をおこなう短期トレードをいいます。翌日にポジションを持ち越さないことが原則なので、大きな相場の変動にすぐに対応できる安心感はあります。

短期売買のため、基本的にはスイングトレードよりも小さな利幅を狙うことになります。

 

スイングトレード

数日〜数週間保有し決済する中期トレードのことをいいます。

相場状況によっては、数日〜数週間エントリーをしない期間もでてきますが、トレンドが発生すれば利幅が大きい傾向にあります。

 

ポジショントレード

長期保有型のトレードをいいます。

 

 

順張りと逆張り

トレンドが出ている相場で、トレンド方向に沿って「買い」または「売り」のエントリーをおこなうことを「順張り」といいます。獲得できる利益は少ないですが、その分リスクは低いことになります。

トレンドが出ている相場で、トレンドとは逆方向に「買い」または「売り」のエントリーをおこなうことを「逆張り」といいます。トレンドの転換から利益を獲得することができますが、その分リスクは高くなります。

FXの基本的なトレードは、よほど確実なロジックを使用するのでないかぎり、「順張り」となります。

 

 

損切りについて

エントリーをおこなったあとである程度の「損失」が出た場合、損失を限定させるためにポジションを決済することをいいます。

損切りの設定をしていない場合、急な相場の変動で莫大な損失を抱えるとか、すべての証拠金を強制的にロスカットされたり、場合によっては追加で証拠金を払う必要すら出てきます。

トレードには損失はつきものだと割り切って、かならず自分の許容できる損失内に「損切り」設定をしておきましょう。

 

 

トレードの方法

主に3つのトレード手法があります。

 

自動売買(Expert Advisors; EA)

売買条件を組み合わせてシステムを構築し、そのシステムに従って自動的にトレードをおこなう手法をいいます。

時間的・メンタル的負担が軽減できますが、「相場は生き物」と言われるように急な値動きに対応できない面もあります。

最近の傾向としては、システムトレードツールにちょっとした裁量を加えたツールが販売されているようです。

 

シグナル配信

FXトレーダー(たいていはプロのトレーダー)のエントリーポイントがメールなどで送られてくる(有料)サービスのことをいいます。

指示通りにエントリーするだけでFXトレーダーと同じトレードができますが、損失が出たときにはその原因を検証できないため、自分で相場を判断する力はつきません。

サービス終了と同時に途方にくれることになります。

 

裁量トレード

自分自身が学んできた相場観・経験・技術などを用いて、売買の判断を自分でおこなう方法です。

一度身についてしまえば何にも頼ることなく利益を上げることができますが、裁量技術を養うにはある程度の時間と努力が必要になってきます。

裁量トレードは、独学で学ぶよりも実際にFXで利益を出している人から学ぶ方が確実に実力がつきます。

 

 

相場の理論

トレードを読むときにはいろいろな理論があります。

ここでは代表的な理論として、「ダウ理論」「グランビルの法則」「ギャン理論」を紹介します。

 

ダウ理論

ダウ平均株価とかニュースで聞いたことはあるでしょうか?そのダウさんによる相場の分析理論です。

基本理論は6つあるのですが、その一部分を紹介すると次のようになります。

  • ファンダメンタルズの材料はすべて市場価格に織り込まれている(チャートがすべてということ)
  • トレンドには3種類・3段階
  • トレンドは明確な転換シグナルが現れるまで継続

 

つまりこういうことです。

  • 直近安値と直近高値が切り上がったら →  上昇トレンド
  • 直近高値と直近安値が切り下がったら →  下降トレンド
  • この切り上がり(切り下がり)がなくなったら →  トレンド終了

 

グランビルの法則

グランビルの法則には、ローソク足と移動平均線(MA)の関係によって「買いの法則」「売りの法則」がそれぞれ4つずつあります。

【買いの法則】

  1. MAの向きが下落から上昇に変わりつつあるときに、ローソク足が下から上に突き抜けたら「買い」
  2. MAが上昇中。ローソク足が一時的にMAを下抜けし再度上に抜いたら「買い」
  3. MAが上昇中。ローソク足がMA近くまで下落し反発したら「買い」
  4. MAが下落中。ローソク足がMAから大幅に離れて反発し出したら「買い」

*【売りの法則】はこの反対です。

これは文字に表すととってもわかりにくいので図にしてみました。

 

 

ギャン理論

ギャンさんによる投資の心得のようなものです。28のルールがあります。

  1. 1回の取引額は全資金の10%
  2. 損切り(ストップロス;SL)を逆指値で注文する
  3. 過剰な取引をしない
  4. 利益を損失に変えない
  5. トレンドには逆らわない
  6. 迷った時は決済する
  7. 売買が活発な銘柄(通貨ペア)で取引する
  8. リスクを避けるため分散投資をする
  9. 指値注文(この価格まできたらエントリー・決済)ではなく、すべて成り行き注文で売買する
  10. 根拠のない理由で決済しない
  11. 利益は蓄積し、一部は別口座に移し、緊急時に備える
  12. 配当やわずかな利益目当てで売買しない
  13. ナンピンしない(ポジションと逆に動いたときにあらたにポジションを加えること)
  14. 我慢できないというだけで相場から逃げない
  15. 小さい利益と大きな損は避ける(損小利大をねらう)
  16. ポジション保有と同時に逆指値をおこなう
  17. 極端に頻繁な売買は避ける
  18. 買いだけでなく売りも積極的に活用する
  19. 値ごろ感にとらわれない
  20. ピラミッディング(ポジションと同方向に動いたときにあらたにポジションを加えること)のタイミングに注意
  21. ピラミッディンの場合、ロット数を下げる
  22. 両建てをしない(同じ通貨ペアで、買いと売りの両方でポジションを持つこと)
  23. 明確な理由なしにポジションを変えない
  24. 十分な利益を得た後は取引量を減らす
  25. 相場の天と底を決め付けない

 

 

投資の鉄則

FXをしていると必ず心がざわつくものです。利益が出れば心踊るし、損失が出れば意気消沈します。

「次こそは」と思って欲張りすぎ、大負けすることもでてきます。

このような「利益」「損失」に一喜一憂せず、淡々とトレードしていくのが莫大な利益を出せるトレーダーへの道だと思っています。

 

そのためには投資の鉄則というか、自分なりにきちんとルールを守った方がトレードするときのメンタル面の安定化をもたらすはずですので、以下を参考にしてください。

 

損切りルールの設定と厳守

自分で作ったルールは厳守しましょう。自分でルールを作れない場合は、利益を出しているトレーダーの作ったルールをしっかりと守りましょう。

利益を出しているトレーダーは、トータルで利益が出ることを考えたルールを必ず持っています。それを厳守することが大切です。

 

テキトーな取引をしない

なんとなく上がりそう(下がりそう)だから、というようなテキトーなトレードをしているうちはただのギャンブルです。

自分のおこなうトレードにはしっかりと責任を持つようにすると、それだけ真剣におこなうことができます。

ちゃんとした手法ならばそれなりの検証がされている手法なので、それを勝手な主観で曲げないようにすることが大切です。

 

休むのも相場

相場が動かない時でも「なんとなく」ポジションを持ってしまうことを「ポジポジ病」といいます。

根拠のないポジションを持つことよりも、いまある大切な資金を守る方を優先することが重要です。

つまり、相場が動かない時はなにもしないのがいいんです。

 

失敗を認める

だれでも損失を体験すると、「そんなはずじゃない」と認めたくない気持ちが働きます。

しかし「なぜ負けたのか?」という失敗の分析こそが、今後のトレードの経験と知識につながってくるので大切にあつかいましょう。

失敗を糧にするコツは、トレードノートをつけることです。

利益を出しているトレーダーは必ずつけていますよ。

 

資金管理を徹底する

FX業者に預ける証拠金は、多くても使っていない余剰資金の10%以内にし、さらに1回のトレードの損失許容額は資金の2〜5%にとどめましょう。

どの程度の勝率をもったロジックで、どの程度の損益比率なのかを考えて、エントリーの時のロット数を調整することが大切です。

 

「バルサラの破産確率」という計算によると・・・

損益比率が「損:益 = 1:1」ならば、勝率70%のトレードをしていれば、破産確率は限りなくゼロに
損益比率が「損:益 = 1:2」ならば、勝率65%のトレードをしていれば、破産確率は限りなくゼロに

近づいていくといわれています。

 

リスク分散の徹底

通貨ペアの分散や分割トレードをする、または複数口座に分散して別々の手法を使う、という分散の視点を持つことでリスクを極力回避しましょう。

 

 

まとめ

トレードに関する基本的な知識についてまとめました。

ここであげたのはあくまでも基礎中の基礎です。

実際にトレードをする場合は、しっかりした手法をFXトレーダーから学んで、デモ口座で実践を繰り返していくのが最良と思っています。