スポンサードリンク

アフリカの大自然の夜道

sakuraです。

アフリカに20年以上前に住んでいました。そのときの生活事情は前回の記事にありますが、今回は、やはり、雄大な自然について触れていきたいと思います。

sakuraの住んでいたところは、首都からバスで10時間くらい、そこから歩いて1時間くらいのものすごーい田舎です。

バスが夕方に到着した時には、走らないと家に着く頃には真っ暗で道からはぐれてしまいます。

わかります?

たどり着けなくなるんですよ。

もちろん街灯もない、自然の光のみになるのです。看板も道案内もない。道は1本ですが、一応舗装されてなくても道として成り立っていますが、月明かりがよほど明るくなければ、周りのブッシュ=低木、草原地帯と見分けがつかなくなってしまいます。

もしそちらにはぐれたら、そのまま地平線の彼方にあてもなく歩いて行くことになります。

そして、夜は、ハイエナが出歩きます。

犬や猫ではありません。

ハイエナです。

ライオンやヒョウと違って、すぐ襲ってくるわけではないと思いますが、こちらが弱いと判断したらやってくるでしょう。

そう、道があっても、集落が近くになければ、野生動物の王国になるのです。

 

そんな事情もあるので、家に帰り着くのが日没後になると判断した時は、バス停近くのホテルで1泊する決断をすることになります。

 

地平線の夕焼け

道の両側は、集落がなければ地平線が見えます。

草木の高さが低いので、まさに地平線です。

キリンや象はいません。そういった大型野生動物は保護の対象なので、動物エリア(動物園じゃないですよ)で暮らしています。

ちなみに、動物エリアの近くに住んでいる人たちは、結構きけんと隣り合わせです。

最近の日本でも、東北の方では熊に遭遇したというニュースが流れますよね。あんな感じでライオンやヒョウに出くわす確率が、動物エリアでは多くなるわけです。

 

その地平線の話に戻りましょう。

地平線が見えるので、朝日が登るところや、夕日が沈むところが、しっかりと見えます。

登るは地平から、沈むのは地平へ。

まさに地球が丸いことが実感できる瞬間です。

でも、先ほどの事情により、日の出30分前や日没30分後は真っ暗なわけです。

朝日や夕日を見るには、時間との勝負になってきます。

カメラと3脚を担いで、集落が途切れるところまで出向きます。

結構朝日には間に合わなくなります。薄明るくなってからでは。
そして、夕日が沈んだらダッシュで帰らないとこちらの身が危険にさらされます。

大自然が身近にあるアフリカですが、人間も生身の体にさらされるということを実感することでもあるのです。